@本籍地A筆頭者B戸籍事項のあとは,その戸籍に入っている1人1人の情報が記載されます。
まずC戸籍に入っている人の氏名について,以下の内容が記載されます。
・氏名
・生年月日
・配偶者区分(結婚している場合のみ)
・父母の氏名
・続柄(長女,次男など父母から見た関係)
次にDその人の身分事項について,まず「出生」情報が以下のように記載されます。
・出生日
・出生地(○○県○○市)
・届出日
・届出人(父,母など)
結婚も離婚もしていなければ,身分事項は「出生」情報のみです(夫婦の間の子供などがこれに当たります)。
しかし,通常は婚姻により戸籍が編製されることが多いので,夫と妻については,「出生」情報の他に以下の「婚姻」情報が記載されます。
・婚姻日
・配偶者氏名
・従前戸籍(従前戸籍の本籍地・従前戸籍の筆頭者氏名)
その後,夫婦が離婚して,例えば妻(筆頭者ではないとする)が別の戸籍に移った場合は,離婚日や妻の転籍後の本籍地が記載されます。
また死亡した場合は,死亡日等が記載され,いずれの場合もその戸籍からは「除籍」となります。
また,養子縁組や親権を定めた場合も身分事項の欄に記載されます。