
配当は,裁判所書記官が作成する「配当表」に基づいてなされますが,その「配当表」を作成するために,債権者に『債権計算書』を提出してもらいます




『債権計算書』の主な項目を見てみましょう

まずは,住所・氏名等を記入し,忘れず押印(差押命令申立書と同じ印)しましょう

@元金番号・・・Aの原因それぞれに,1番から番号を振ります。
A債権発生年月日及びその原因・・・H○.○.○付け売買契約などの原因を記載します。
B元金現在額・・・請求債権目録に記載されている元金を記載します。ただし,弁済等で債権額が減少している場合は,その都度計算します。
C債務名義・仮差押命令または担保権の表示・・・○○地裁H○年(ワ)第○号判決など,債務名義の種類等を記載します。
D期間・・・@〜Bで記載した各原因について,利息や損害金がある場合は,その期間を記載します。※差押申立書の請求債権目録に記載した金額です。ただし,弁済等で債権額が減少している場合は,その都度計算します。
E利息・損害金現在額・・・Dの期間それぞれについての金額を記載します。※差押申立書の請求債権目録に記載した金額です。ただし,弁済等で債権額が減少している場合は,その都度計算します。
F執行費用・・・差押命令申立書記載の執行費用を記載します。
G備考・・・配当金受領者が代理人の場合は,代理人自身の印鑑登録上の住所を記載します。
