2011年12月07日

時給制・休日固定の事例T

残業の種類の振り分けが理解できたら,実際に残業代を計算をしてみましょう。
初級編では,比較的簡単な「時給制・休日固定」の場合を例に挙げてやってみます。

・時給1,000円
・9:30〜18:00(休憩1時間),実働7時間30分
・休日→土日祝(ただし1週間のうち1日の休日を法定休日とし,他の休日を所定休日とする)

上記の条件で,例えば平日に18時〜23時まで5時間の残業をしたとします。
その場合の計算式は,「時給×割増率×残業時間」から,

1,000円×0.5時間(所定外労働)
      +
1,000円×1.25(法定外労働割増)×3.5時間
      +
1,000円×1.5(法定外労働・深夜労働割増)×1時間

となります。

上記を計算すると,

500円(所定外労働)+4,375円(法定外労働)+1,500円(深夜労働)=6,375円

これが,この日の残業代ということになります。
posted by テッキー at 11:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 残業代の計算(初級編) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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