2012年05月15日

債権執行【賃料の差押え】

今回は,預金の差押えと同じ事例で,債務者の賃料収入を差し押さえてみましょう晴れ

【事例】 『債権者(自然人)は,債務者(自然人)に対して,「100万円を支払え!」という確定判決(債務名義)を取得したが,債務者は全く支払いをしない。』という場合ひらめき
※第三債務者:賃借人(債務者が賃貸している家の借主)。
※代理人が申立てるときは,添付書類に委任状を追加して,当事者目録の記載に代理人の表示を追加します。

1必要書類の収集
 ・執行力ある債務名義の正本
 ・債務名義の債務者への送達証明書
 ・賃借人が法人の場合は,資格証明書が必要です。
 
2申立書の作成
 ・第三債務者に対しての陳述催告も,忘れずにします手(グー)
 ・当事者目録
 ・請求債権目録
 ・差押債権目録(←差し押さえる賃料の物件を部屋番号まで特定します。ただし,管理費・共益費は除きます。)

3申立て7取立届の提出は,預金の差押えと同じです決定
posted by テッキー at 16:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 強制執行(初級編) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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